ワード文書ファイルのデータ復旧

「ワード文書が開かないんだけれども、大切な文章が書かれているデータなのでデータ復旧してほしい」ということ依頼がありました。さてあなたならどうしますか?


ワード自体のアプリケーションソフトには特に問題がなく、「開いて修復」などを利用しても修復できないケースを考えてみます。

このような時はワードの「ファイル修復コンバーター」を利用してデータ復旧を行うことを試します。

この機能は、対象のワードファイルに書かれているの文字列のみを取り出すことができる機能です。

この機能では、書式設定などの設定情報や、画像や描画オブジェクトなどを抽出することができませんが、ヘッダやフッタ、フィールド文字列などはテキストデータとして復旧することができます。

書式設定は再度行うことが可能ですが、画像など再取得や再作成が困難な場合は完全な復旧とは言えませんが、せめて文字列だけでも取り出すことができれば、文書ファイルのデータ復旧なんとか成功と言えるのではないでしょうか。

■操作方法
「ファイルを開く」画面で、ファイルの種類を選択する際に「ファイル修正コンバーター」を選択

この「ファイル修復コンバーター」を使用してデータ復旧が可能なのはワード文書のみとなっています。

ワード文書以外のデータを「ファイル修復コンバーター」を使用してデータ復旧を行うには、別に以下のようなオプション設定が必要になります。

1. ワードを起動、「ツール」-「オプション」を選択し、「全般」タブを開く

2. 「文書を開くときのファイル形式を確認する」という箇所にチェックを入れる


あとの開く手順は通常のワード文書データと同じになります。