Windows
ユーザー辞書のデータ復旧
Windowsには日本語入力ソフトとしてIMEが標準装備されています。
IMEには自動学習機能が搭載されており、ユーザーの漢字変換などの入力を学習してその結果をユーザー辞書に書き加える機能を持っています。
しかし、このユーザー辞書が何らかの原因で壊れてしまうと、正しく漢字変換できないなどの問題が生じます。
例えば、漢字変換の結果が頻繁におかしくなるような現象が発生したり、日本語入力時にエラーが発生したりするような症状ですね。
そのような時、ユーザー辞書のデータ復旧はどのようにして行うのでしょうか。その手順を見てみましょう。
1.ハードディスクのチェックディスク
まず、ユーザー辞書が保存されているドライブでチェックディスクを行います。通常は、Cドライブにユーザー辞書が保存されています。
Cドライブにユーザ辞書がある場合は、Cドライブで右クリックからプロパティを開き、「ツール」タブの「エラーチェック」にある「チェックする」ボタンをクリックします。
そうするとチェックディスクが開始されます。しばらく時間がかかりますが、ドライブのエラーを自動で検知・修復しデータの復旧処理を行ってくれます。
2.ユーザ辞書の修復
チェックディスクを行ってもデータが復旧されず、問題が解消できない場合は、ユーザー辞書の修復を行います。
言語バーの「ツール」アイコンをクリックして「プロパティ」を選択します。
プロパティ画面が表示されたら、「辞書/学習」タブを開き、「修復」ボタンをクリックします。
これで自分で登録した用語などはデータ復旧してくれますが、自動学習した内容は消去されてしまいますので注意が必要です。
デスクトップ上のアイコンのデータ復旧
デスクトップにはさまざまなアプリケーションソフトのショートカットアイコンやファイルが配置されています。
よく使うファイルやアプリケーションソフトであればダブルクリックするだけでソフトが起動できるため、大変便利です。
「スタート」メニューから起動するよりは手軽なため、ほとんどのWindowsユーザはデスクトップを活用しているでしょう。
しかし、いざあるソフトを使いたいという時に使いたいアプリケーションソフトのショートカットアイコンが見当たらない場合があります。
しばらく使っていないと、「デスクトップクリーンアップ」機能で、ショートカットアイコンが削除されてしまうことがあるのです。
その場合はデスクトップ上の「使用していないショートカット」というフォルダに格納されていないかを確認します。
ショートカットアイコンのデータ復旧はそのフォルダからデスクトップへドラッグするだけで簡単にできます。
しかし、整理されて削除されるたびにデータ復旧するのも面倒なさぎょうですよね。
そこで、勝手に整理されたくない、という人はデスクトップクリーンアップ機能をオフにすることで対処しましょう。
■設定方法
1. デスクトップ上で右クリックして「プロパティ」を選択します
2. 「画面のプロパティ」が開いたら、「デスクトップ」タブの「デスクトップのカスタマイズ」を選択します
3. 「デスクトップ項目」画面が開いたら、「全般」タブを開きます
4. 「60日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する」のチェックをはずします
「お気に入り」のデータ復旧
インターネットでホームページを閲覧した際、お気に入り(ブックマーク)に自分がまた見たいホームページを登録することができます。
ホームページの情報は後から確認したいことが多く、パソコンの故障などでお気に入りの情報が消えてしまうと結構困りますよね。
もし、パソコンが故障したなどで、パソコンを買い換えなければいけない場合でも、お気に入りのデータ復旧をすることが可能です。
そのようなデータ復旧に備えて、お気に入りデータのバックアップを取をとりましょう。
■お気に入りデータのバックアップの取り方
1. お気に入りのバックアップを取るためにInternet Explorerを起動する
2. 「ファイル」メニューから「インポートおよびエクスポート」を選択し、ウィザードにしたがってバックアップデータを作成する
3. 作成されたバックアップデータをUSBメモリなどの外部記憶媒体に保存する
以上でお気に入りデータのバックアップが完了します。
これでパソコンにトラブルがあった時でもそのデータを使ってデータ復旧を行うことができます。
データ復旧の操作もバックアップの時と同じようにInternet Explorerの「ファイル」メニューから行っていきます。
この方法は、パソコンを買い換える時にも有効な方法ですね。
また、バックアップされたお気に入りの内容は基本的にホームページのアドレス(URL)が記載されているだけなので、Firefoxなどのブラウザ上に登録することも可能です。
つまり、Internet Explorerから他のブラウザに乗り換える時にも使える方法であるということですね。
XP再インストール後のデータ復旧
WindowsXPが始めからインストールされたパソコンで、購入後XPを再インストールや修復インストールすることがあります。
また、HomeEditionからProfessionalにアップグレードするなど、バージョンアップをこともあります。
実はこの時、「All Users」「Default Users」のデータが消えてしまうことがあるという報告があがっています。
これは、XPのCD-ROMで「WindowsXPをインストールする」を選択した時に起こる現象で、現在インストールされているハードディスクと同じフォルダに再インストールした時に起こります。
また、XPのCD-ROMでパソコンを起動し、修復インストールした場合にも同じ現象が起きる事象も存在します。
そのような場合には残念ながらデータが完全に上書きされてしまうため、データ復旧はできません。
これらの原因でデータが無くなってしまった場合、データ復旧の方法としてはバックアップをとっておく方法が有効です。
再インストール、修復インストール、アップグレードの作業の前に、必ず重要データのバックアップをとりデータ復旧に備えることが重要ですね。
ごみ箱から削除のデータ復旧
大切なデータを削除してしまうことはよくあることです。
不要なデータを削除する場合、通常は該当するファイルを選択後、右クリックで削除を選択してごみ箱に移動します。
削除したデータが「やっぱり必要です」というような時はごみ箱を開いて「元に戻す」を選択すれば、元の位置にデータ復旧できます。
しかし、ごみ箱を空にしてしまった場合、どこを探してもファイルが見つからないため、データ復旧ができないものとして、諦めてしまうことが多いようです。
ごみ箱が空にした後でも、データ復旧はできるのです。
ごみ箱を空にしても、データはハードディスク上に残されています。画面上で目視できないだけなのです。
画面上からアイコンが消えてしまうため、パソコンから完全に削除されてしまったと思ってしまいます。
しかし、削除という操作によってファイル管理システムが、ファイルの情報に「削除マーク」を付けてデスクトップ上で作業できないように見せかけているだけなのです。
では、どのようにデータ復旧を行えばよいのでしょうか?
さまざまなデータ復旧の市販ソフトがあります。
また、インターネットからデータ復旧のフリーソフトをダウンロードできます。
いずれのソフトを使うにしても。ファイルを削除してからあまり経過しないうちにデータ復旧を行うことが大切なことのようです。
パソコンの電源を落とさずにその日のうちにデータ復旧を行えば、かなり高い確率でデータ復旧ができるといわれています。